ピラティスは
これまでの身体の動かし方を見直し
正しく動かすことを目的としたエクササイズ
老若男女問わず、不調のあるなしに関わらず
今後の人生を快適に過ごすために行って欲しいです
この記事は以下のような人にオススメ!!
☑ピラティスを始めようかと考えている人
☑ピラティスが難しいと思っている人
☑インナーマッスルを鍛えたい人

身体を正しく動かすって何?
身体の関節には可動域というものがあって、動かしていますが
それ以外の方向には動かないように設計されています
可動域は、簡単に説明すると「膝を曲げる事は出来ますが、反対方向には曲がりません」
このできない方向に動かそうとすると、嫌な痛みが発生します
怪我をしそうになった人が
膝が壊れるような・ぐきってなりそうな…なんて表現をされますのがコレです
このように、どの関節にも可動域が存在し私たちは動かしているのですが
毎日間違った方向に動かしているとしたら?
痛みはその時に出なくても、明日か1年後…それとも5年後??
いつかその痛みが出てくるかもしれません
若しくは、いま既に微妙な違和感や痛みがあって、悩まれているかもしれません
違和感や痛みを防ぐため&改善するために
正しい動かし方を学ぶ必要があります
その為には、出来るだけ今思い込んでいる使い方を忘れてみること
挫折しやすいポイント
挫折しやすいポイント&対策を書いてみました
1.”呼吸”がわからない
ピラティスの呼吸は、胸式ラテラル呼吸という呼吸法です
名前だけ聞くと難しく感じますが、基本胸式の呼吸
人は運動時、胸式呼吸しています
無意識に出来る呼吸を意識して行うってかなり難しいです
最初からできなくて当然
まずは呼吸を止めずに行うことが一番重要
2.”説明”がわからない
ピラティスの動きは正しい動きを意識してもらうため
「背骨を一つ一つ動かして」
「背筋を長く保ったまま、お腹を引き締める」
など、骨ベースで身体の話を進めています
初めて聞くと今反対の事を言わなかった?と頭がぐるぐるします…
反対の事でも、身体の使い方として必要な事をお伝えしています
イロイロ説明されてわからない、聞き逃した、何をどうする?となった場合は
とりあえず呼吸とお腹(下腹部)はキープ
説明と関係ないやん!!と思いますよね
ですが…
呼吸をしていることとお腹(下腹部)が入っていることは大前提のピラティス
ぐるぐるし始めると、意識が動くほうに行き過ぎて
呼吸を止めて、お腹を抜いている人がほとんどなのです
3.”お腹を引き締める”がわからない
お腹の引き締めは「骨盤の安定」へと繋がります
ピラティスでは、身体の中心である骨盤が安定していないと
身体の力はぐにゃぐにゃで「体幹(芯)が弱い」と考えます
骨盤の安定を作るには
誰かにお腹を見られる…というとき
力は入れていません~という感じで、さりげなくお腹を引っ込めますが
このさりげなくお腹を引っ込めた感が欲しいです(笑)
お腹は常に見られてるつもりで「”さりげなく”締める」意識
4.筋トレ効果が薄い?
いえいえ、ピラティスが鍛えるのは身体の奥にあるインナーマッスル
そしていくつになっても鍛えられるのがインナーマッスル
私のレッスンを受けたお客さまが
「お腹壊したと思ったら、筋肉痛でした(笑)」
と連絡をくだいます
丁寧に行えば、こんなとこが!!というところに効いている感をしっかり感じられます
腹痛のような筋肉痛など、感じたことのない奥の筋肉痛を味わえる
丁寧に確認しながら行う
インナーマッスルはアウターマッスルよりも小さな筋肉
その上、身体の奥にあるため感じにくいと言われます
実はこれ、間違い
筋肉の特性があるので
インナーマッスルを感じ動かすには
ゆっくりと丁寧に動かすことがポイントです
例えば、単純に脚を伸ばて戻す
この動きも、伸ばすのに5秒・戻すのに5秒という時間をかけます
(秒数はたとえなので、実際はもっと時間かけています)
この時、膝の向き・つま先の向き・足幅など意識するポイントはかなりあります
ゆっくりと丁寧に
自分の身体の動きを見つめ直し、確認する時間
形ではなく、自分の身体感覚優先
身体との対話時間を雑にせず、丁寧に行ってください
終わった後、確実な変化を感じられますよ
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